カレーの近未来
2020年10月。加速度的に便利な世の中になる一方、VRカフェで、ゴーグルかけたまま身じろぎしない人々の群れは正にジャンキーのようで、デジタル阿片窟の側面が強くなったネット社会への警鐘をならす第一回電脳医学会テーマがニューヨークで開催。テーマは「VRとリアルライフ境界識別不能症候群の拡大化における情報肥満と、肉声会話欠乏症のおよぼす心身の不安定への対策」。会議では香辛料の脳機能覚醒作用と消化器官の活性化が注目され、週に一回、デジタルデトックス及び衰弱した身体の健康増進と滋養強壮のため、カレーを非wifi環境実店舗に行って人間の店内スタッフと会話しながら食べることを、世界的に推進すべきだという提案がなされた。